卒業生のネパール出身エクソンさんにインタビューしました。
Q:YWCAでどのくらい勉強しましたか。
A:別科コースで3ヶ月、その後本科コースで2年勉強しました。
Q:YWCAに入ったときの日本語のレベルはどうでしたか。
A:YWCAに入った時は全然話せないし、ひらがなもカタカナも読めないぐらいでした。家族が日本にいたので私も日本へ来ることになりましたが、はじめは日本にそんなに興味はありませんでした。でも2年間勉強するうちに日本のいろいろな文化もわかってきたので、日本のいろいろなことに興味がわいてきました。
Q:YWCAの先生やクラスの学生たちはどうでしたか。
A:先生は本当にやさしくて、どんな質問にも答えてくれます。ネパールの学生は少なかったですが、みんな親切にしてくれたのでさびしいことはなかったです。いろいろな国から来た学生がいて、他の国の文化も知ることができました。授業でたくさんプロジェクトをやるので、その中で他の国のお祭りやゲームやファッションなどについても知ることができておもしろかったです。
Q:いちばん楽しかったことは何ですか。
A: J4クラスでやった漫才の授業です。漫才というのはテレビで見たことがあったんですが、漫才を作る人たちと実際に話すことができたことや、自分も友達たちと漫才を作ったりしたことがとても楽しかったです。
Q:いちばん大変だったこと、むずかしかったことは何ですか。
A:J2になって、漢字が難しくなったとき少し大変でした。何回も書いたり見たりして勉強をして覚えました。いろいろなプロジェクトとかイベントとかおもしろいことがあったので、辛いことはなかったです。学校へ行くのが嫌だと思うことは一度もなかったです。
Q:YWCAを卒業しますが、今の日本語のレベルはどうですか。
今は日常会話はほとんど困らなくなりました。知らない日本の方と話しても聞かれたことはほとんどわかります。話すときたまに言葉が出てこないときもありますが、それはこれから実際に使っていくうちにできるようになると思います。
日本へ来たばかりのころ、家族で出かけるとき日本語を話すのは父でしたが、いまは父に「あなたが話しなさい」と言われ、私が対応するようになりました。自分の話したいことが伝えられるようになってうれしいです。
Q:卒業後は何をしますか。
A:専門学校に入学します。ホテルの仕事について学ぶ予定です。名古屋にある国際的なホテルで働くことが私の夢です。