卒業生の韓国出身チェさんにインタビューしました。

Q:YWCAでどのくらい勉強しましたか。

A:2年3か月です。本科コースが始まるのを待ちながら3カ月、本科コースでJ1~J4まで2年間、そして本科の途中で日本語能力試験対策コースも受講しました。

Q:YWCAに入ったときの日本語のレベルはどうでしたか。

A:ひらがなもよくわかっていませんでした。

Q:YWCAの先生やクラスの学生たちはどうでしたか。

A:先生たちは日本語がぜんぜんわからない外国人に日本語で日本語を教える奇跡みたいなことができる方々です。特にとても細かいところまで気遣ってくださったことが印象に残っています。また驚いたことに、先生は私が聞いた質問に答えてくださいましたが、次の日に他の先生が少し違う方法でもう一度答えてくださいました。YWCAはこんなことができるんだと思いました。

Q:いちばん楽しかったことは何ですか。

A: 交流パーティーでのスキットです。2年間で2回見ましたが、見れば見るほどおもしろいです。シナリオがとてもユニークで想像以上に楽しかったです。皆知っていることばが少なくても、衣装やアクセサリーまで用意し、頑張って演技をする姿は素晴らしいと思いました。そして他のクラスの学生たちが日本語で自然に話せるようになるのを見て、とても感動しました。

Q:いちばん大変だったこと、むずかしかったは何ですか。

A:作文やプロジェクトが大変でした。話題について自分の考え方がなければならないし、話の流れを整理しなければならないし、何より日本語の勉強でここまでしなくてもいいんじゃないかと思うほどでした。しかし2年間続けると、書くのがはやくなったのはもちろん、書くことの大切さや日本語がバランスよくできるようになったことを感じました。今は日本語の勉強の最終形は自分の考え方を書いて、他の人の前で発表し、質問に答えることではないかと思うようになりました。

Q:YWCAを卒業しますが、今の日本語のレベルはどうですか。

A:まず日本語能力試験N1に合格しました。NHKニュースや新聞はほとんど聞いたり読んだりすることができます。また軽い小説やエッセイを楽しむことができます。アニメは字幕がなくても理解できます。映画やドラマはいつも字幕付きで見ますが、内容は理解できます。ふつうのインターネットの文章や教養、専門の本はまだ読むのに時間がかかります。レストランの日本人向けの料理名はまだ難しいです。でも重要なことはJ4までの勉強と能力試験の勉強を通して、むずかしそうな本も読んでみようと思うようになったことだと思います。

Q:卒業後は何をしますか。

A:母として家族といっしょに日本で生活します。本当の日本語の勉強はこれからだと思うので、読書と作文だけは続けていこうと思っています。個人的にははやければ再来年に大学院で勉強できるように頑張ります。

チェさん(前列一番右)