名古屋YWCA学院日本語学校のJ4(上級)クラスでは、日本語学校卒業後、社会に出ることを意識し、就職活動に役立つ日本語やビジネス日本語などを学んでいます。日本社会で働くイメージをつかむため、今日は中区役所でインターンシップをしました。

 中区は名古屋市の中で最も外国人が多い地区で、住民の約11%が外国籍です。そのため外国籍の住民が利用しやすいよう外国人コンシェルジュが配置されています。今回のインターンシップでは、コンシェルジュの手伝いをしました。

 コンシェルジュは、区役所に来た人の質問に答えたり窓口に案内したり通訳をしたりします。要望にこたえるのはとても難しかったようですが、とてもいい経験になったようです。

 インターンシップをした学生たちの感想です。

「今日は緊張しました。何をすればいいかわかりませんでした。始まるとすぐにどんどん人が入ってきましたから、手こずりました。ですが、担当の方が手伝ってくださったのでよかったです。」

「今日職場体験はとても貴重な機会だったと思います。日本語でいろいろな人の要求に早く対応するのはちょっと大変でしたが、自分が他の人の役に立てたのでいい経験だと感じました。区役所の仕事はかなり難しいとわかって、公務員への感謝の気持ちが強くなりました。」