名古屋YWCA学院日本語学校、全学生(本科生)に学習支援奨学金を給付
~新型コロナウィルス感染症により様々な影響を受けている学生を支えます~
名古屋YWCA学院日本語学校(名古屋市中区、校長:川瀬節子)は、本校の日本語本科1年コース(週5日)に在籍している全学生に対し、学習支援奨学金を給付します。新型コロナウィルス感染症の拡がりにより経済的に厳しい状況の中でも、日本語の学習を継続しようとする学生の支援を目的として、名古屋YWCA学院日本語学校奨学金基金より緊急に給付するものです。
■緊急奨学金給付の背景
本校の学生の多くは、日本に中長期在留する「生活者」です。そのため、世の中の経済状態が学生の生活に直接反映されます。新型コロナウィルス感染症の拡がりとともに、新入学辞退者、在校生の退学者が増え今年度春学期の在校生は例年の8割、新入生に至っては約6割となっています。学費が学生の生活に負担となっているからです。このような状況の中、自国から離れた名古屋で先が見通せない日々を送る学生に対して、学校ができる支援をと考え学習支援奨学金を給付することとしました。
■給付内容
時期:今年度の新学期初日
対象者:本科一年コース(週5日)に在籍する全学生(新入学生も含む)
金額:1人3万円
■寄付のお願い
本校は、開校翌年の1990年に奨学金基金を設け、日本語を学ぶ学生に返還不要な奨学金を30年にわたり給付してきました(年間6名、1人9万円)。2018年からは、難民に対して1年間の日本語学習の機会を提供する難民奨学金を始めました。本校の奨学金基金は多くの方からのご寄付で成り立っていますが、ここ数年は赤字が続いています。今後も給付を長く続けていくために、ご寄付をお寄せいただきますようお願いいたします。
寄付サイト:http://www.nagoya-ywca.or.jp/publish/kifu.html
■本件に関するお問い合わせ先
担当者名:西田文乃
TEL: 052-951-5527
Email: nishida@nagoya-ywca.or.jp